デジタルミュージアムC72扇谷遺跡

扇谷遺跡

おうぎだにいせき

扇谷遺跡の写真

扇谷遺跡 京丹後市指定文化財

扇谷遺跡は峰山町字杉谷・丹波・荒山の境に所在する。昭和52年から10次の発掘調査が行われ、今から約2,100年前の弥生時代の高地性集落跡(こうちせいしゅうらくあと)を発見した。扇谷遺跡の最大の特徴である2の環濠(かんごう)は馬蹄形(ばていけい)に巡らされ、内堀の延長は850メートルに及び、両濠も幅約4~6メートル、深さ約2~4メートルと大規模なものである。この遺跡で見つかった遺物は大量の弥生土器の他、中国源流の「陶けん」や未製品玉作り資材、鉄斧(てっぷ)、鉄滓(てっさい)、ガラス塊などがあり、中国・朝鮮半島との交易を行い自らも物を作り出していた集団が存在したものと考えられている。弥生前期末から中期初頭の比較的短期間の造営であり、この時期この地域に武力を伴う緊張関係があった証明と見られる。

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更新日:2018年03月27日