デジタルミュージアムC99霧降の滝
霧降の滝
きりふりのたき
落差20メートル
滝の形:分岐瀑
標高:141メートル
福田川の支流の新庄川の上流、標高141メートルの地点に所在する滝。新庄集落の1キロメートル南にある。霧降りの滝の名称は、流れ落ちる水が、岩肌に当たり、水しぶきが霧になって降り注いでいるところから付けられた。周辺は、滝の発する水しぶきが霧状となってたちこめており、山の静けさもあいまって幻想的な雰囲気を醸し出している。この霧降りの滝には岩に不動明王を線刻されているなど信仰と深く結びついている。霧降の滝周辺には中世の山城が確認され、郭、曲輪、土塁、畝状竪堀などを配置されている。かつて一色氏関連の山城が築かれるなど歴史的な背景を有す地域でもある。
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更新日:2018年03月27日