デジタルミュージアムC1 大宮売神社旧本殿
大宮売神社旧本殿
おおみやめじんじゃきゅうほんでん
丹後大震災により本殿の上屋が倒壊したので昭和5年新しく本殿を造営し、旧本殿を忠霊社としている。丹後半島では珍しい隅木入春日造で、間口7尺、屋根は切妻と軒唐破風を組み合せて変化ある優れた外観をつくっている。頭貫上に配された蟇股、唐破風下の蟇股、向拝の手挟彫刻など細部の意匠手法も巧みで元禄8年(1695)の建立といわれる。屋根はもともと柿葺であったが、破損甚しく現在はその上に銅板をもって葺いている。
(大宮売神社所有)
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更新日:2018年03月27日