デジタルミュージアムC11絹本著色不動明王像
絹本著色不動明王像
けんぽんちゃくしょくふどうみょうおうぞう
峰山町の常立寺には、絹本著色不動明王像が残る。款記はないが描写からみて妙沢の作と考えられる。妙沢は龍湫周沢といい、天竜寺の夢想国師に師事し、同寺の寿寧院に住し、鎌倉後期から南北朝時代に生きた人である。妙沢は不動明王像を毎日怠らずに一尊宛描いて二十余年に及んだと言われる。その遺作はかなり多く肉筆と版画が残り、本図は肉筆であり製作もすぐれている。縦81.0センチメートル横33.2センチメートル
(常立寺所有)
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更新日:2018年03月27日