デジタルミュージアムC38加茂神社鰐口
加茂神社鰐口
かもじんじゃわにぐち
鰐口とは、社殿や仏堂前の軒先につるし、参拝者が打ち鳴らす金属鳴器の一種である。この鰐口は、室町時代の永享3年(1431年)に木津の加茂神社の神主真光が貴船大明神に奉納したものである。直径が約45センチメートルあり、保存状態のよい優品で文化史上、貴重な資料となっている。また、この鰐口は、いつの日か何者かに盗まれ所在が不明だったものが、元緑10年(1697年)に中郡の河辺村の土中より出てきたとの由来が当時の氏子によって鰐口の裏面に記されている。
(加茂神社所有・丹後郷土資料館寄託)
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更新日:2018年03月27日