発掘調査概要報告_その他
京丹後市で実施した発掘調査の概要を紹介します
湧田山1号墳
- 府指定史跡湧田山1号墳の範囲確認のための調査を実施しました。前方部墳丘裾の変化点は確認できませんでしたが、墳丘裾に弥生時代の溝状遺構が確認されました。
森本大谷城跡・森本大谷古墳群
- 森本工業団地造成に関わる遺跡の分布確認・記録保存のための調査をおこないました。調査では明瞭な遺構は確認されませんでしたが、古墳時代の甕(かめ)が出土しています。
現地説明会資料(PDF:2.7MB)
外村遺跡
- 老人ホーム建設に伴う緊急の範囲確認調査を実施しました。地形の改変がされており、明瞭な遺構は確認されませんでした。数点のピットと土器片が確認されています。
松山遺跡
- 府営農業生産法人等育成緊急整備事業に伴い、記録保存のための調査を実施しました。平安時代中期の土坑、鎌倉時代の柱穴・土壙などのほか、古墳時代前期後半~中期前半と推定される竪穴住居跡や奈良時代と思われる柱穴が見つかりました。また、奈良時代のものと推定される須恵器円面硯が出土しています。
現地説明会資料(PDF:417.3KB) - 松山遺跡第1・2次発掘調査報告書(PDF:1.8MB)
- 松山遺跡第6次発掘調査報告書(PDF:3.7MB)
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教育委員会事務局 文化財保存活用課
〒629-2501
京都府京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0640 ファックス:0772-68-9061
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更新日:2024年05月08日