京丹後市文化財マスタープラン
京丹後市文化財マスタープランについて
本市は日本海に突き出た丹後半島に位置しており、市域には有形・無形の文化財が豊富に所在し、羽衣伝説や浦島伝説などの伝承伝説も数多く残っています。
また、古くには海岸に位置する縄文時代の遺跡が存在し、弥生時代から古墳時代には市内に点在した潟湖を玄関口として朝鮮半島やアジア大陸と盛んに交流が行われたと考えられています。
市内の遺跡からは「王莽」の貨泉や「青龍三年」銘・方格規矩四神鏡など数多くの遺物が出土し、さらに日本海沿岸最大級の前方後円墳である網野銚子山古墳・神明山(しんめいやま)古墳をはじめ函石浜(はこいしはま)遺跡、産土山(うぶすなやま)古墳などの国指定史跡や、世界でも2例という「漢青(ハン・ブルー)」のガラス管玉が出土した赤坂今井墳墓が存在します。
これらのことから「丹後王国」とも呼ばれる勢力がかつてこの地域に存在したとする説も有力です。
市内には、「京都府遺跡地図(第3版)」によるとおよそ1200群の古墳群、山城、集落も含め総数で6000ヶ所ともいわれる膨大な数の遺跡が存在します。このような中、平成17年1月に京丹後市史跡整備検討委員会を発足させ、本市のまちづくりとリンクさせるべき重要かつ特色的な史跡の整備とその活用について諮問いたしました。その検討結果が盛り込まれたのが本マスタープランです。
今後、市民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、マスタープランを基に具体的な事業に取り組み、先人が残してくれた丹後の歴史遺産を大切にしながらまちづくりを進めていきます。
京丹後市文化財マスタープラン一括ダウンロード (PDFファイル: 7.0MB)
表紙・目次 | ダウンロード(PDF:337.2KB) | |
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序章・第1章 | 文化財マスタープラン策定の趣旨 京丹後市の文化財を取り巻く環境 |
ダウンロード(PDF:2MB) |
第2章 | 文化財の保存と活用の基本的考え方 | ダウンロード(PDF:438.3KB) |
第3章 | 京丹後市の史跡等の現況と課題等 | ダウンロード(PDF:1.7MB) |
第4章 | 整備計画 | ダウンロード(PDF:1.3MB) |
第5章 | 保存と活用に向けて | ダウンロード(PDF:1.2MB) |
第6章 | 当面の整備計画 | ダウンロード(PDF:230.2KB) |
付載・奥付 | ダウンロード(PDF:103.6KB) |
- この記事に関するお問い合わせ先
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教育委員会事務局 文化財保存活用課
〒629-2501
京都府京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0640 ファックス:0772-68-9061
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更新日:2021年07月30日