京丹後市の学校給食施設は、平成16年の6町合併以前から現在に至るまで、単独調理方式とセンター方式により学校給食を提供しています。しかしながら、単独・共同調理場の多くの施設が建築後30年以上経過しており、施設や設備の老朽化が課題となっています。一方、学校給食を取り巻く環境も大きく変化してきており、平成21年に施行された学校給食衛生管理基準では、「食の安全・安心」に向けた更なる施設・設備の対応が必要になっています。また、学校給食の意義を踏まえた食物アレルギー対応、食育活動の推進等が求められています。

　京丹後市の学校給食施設の現状を踏まえ、（1）給食施設を学校給食衛生管理基準に適合し、食物アレルギー対応に考慮して、より衛生的で安全性を重視した給食施設として整備するため、給食施設の整備方式を決定するための基礎資料を作成すること、（2）給食施設整備の方針の検討とあわせて、効率的な施設の整備と事業運営等を様々な整備手法を比較して、最適な整備方法について検討することを目的に、調査を実施しました。

（1）現状の調査及び分析等

（2）給食施設整備の方式の検討

（3）食育の推進、アレルギー対応等の基本方針の検討

（4）施設設備・整備手法の基本構想の検討

（5）京丹後市学校給食施設整備検討委員会の開催

（6）京丹後市学校給食施設整備基本構想（案）の策定