第2回新市建設計画策定小委員会結果概要

(平成14年6月6日作成)

※お断り:都合上、表示できない漢字は常用漢字で代用しています

日時
平成14年5月30日(木曜日)午後1時30分から午後2時25分

場所
峰山町役場2階大会議室

出席者
18名(欠席1名)

主な議題

  1. 「新しいまちの建設計画策定のための住民意識調査」経過報告について
  2. 新市建設計画の「計画策定の方針」について
  3. 次回の議題について
  4. 次回の小委員会の日程等について

1 議事経緯

副委員長挨拶

報告(事務局)

  1. 合併協議会長・相見丹後町長逝去の件
  2. 合併協議会委員及び所属の変更について
    4月28日に執行された網野町議会議員選挙に伴う委員の変更と所属替えが行われ、当小委員会では末次祥孝委員に代わり田茂井誠司郎委員が所属となった。
  3. 本日の傍聴は、副委員長の許可を得て10名とした。
    傍聴者7名

会議成立確認(副委員長)
定数19名の内18名の出席であり、会議が成立していることを報告。

議事

1)「新しいまちの建設計画策定のための住民意識調査」経過報告について

  • 5月中旬より6町の中で無作為に抽出した7,000人を対象に住民意識調査を実施。5月29日現在で、3,139人の回答で、回収率44.8%となっており、統計上有為分析可能な回収率。
  • 最終確定及び内容分析結果の報告は、次回及び次々回に分けて報告予定。

【確認】

2) 新市建設計画の「計画策定の方針」について

  • 新市の建設計画の内容については、合併特例法第5条第1項に盛り込むべき事項について示されている。建設の基本方針は合併市町村が将来進むべき方向及び行財政運営の基本等について、合併市町村又は京都府が実施する合併市町村の建設の根幹となるべき事業に関する事項について、公共的施設の総合整備に関する事項について定めるとなっている。また合併市町村の財政計画については、合併後概ね5年から10年程度定めることとなっているが、先進事例では10年程度定めていることが多い。
  • 建設計画作成の手順としては、合併市町村の財政計画の指導、京都府の合併支援事業との調整ということから、あらかじめ知事と協議することになっている。協議終了後、建設計画を策定し総務大臣と知事に提出、総務大臣は関係行政機関の長に送付するということになっている。

計画策定の方針(本文)

  • 計画の趣旨
    本計画は、峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町の合併後の新市の建設を総合的かつ効果的に推進することを目的とし、本計画を実現することにより、6町の速やかな一体化を促進し、住民福祉の向上と新市全体の均衡ある発展を図ろうとするものである。
    なお、新市の進むべき方向についてのより詳細かつ具体的内容については、本計画に基づき、新市において作成する基本構想、基本計画、実施計画に委ねるものとする。
  • 計画の構成
    本計画は新市を建設していくための基本方針および、これを実現するための主要事業、公共的施設の統合整備及び財政計画を中心として構成する。
  • 計画の期間
    本計画における主要事業、公共的施設の統合整備及び財政計画は、合併後、概ね10年程度の期間について定めるものとする。
    また、新市の基本方針を定めるに当たっては、将来を見据えた長期的視野に立つものとする。
  • その他
    公共的施設の統合整備については、住民生活に急激な変化を及ぼさないよう十分配慮し、地域のバランス、さらに財政事情を考慮しながら逐次実施していくものとする。
    財政計画については、地方交付税、国や府の補助金、地方債等の依存財源を過大に見積もることなく、新市において健全な財政運営が行われるよう十分留意して策定するものとする。
    新たに誕生する市は、面積が広大になることから、全市域をカバーする事業と各地域の課題を把握したうえで地域の特性を生かせるような事業をハード、ソフトの両面にわたり、効果的な事業の展開を図っていくものとする。
    また、本計画の検討に際しては、住民意向を十分に踏まえるとともに、合併の効果の最大活用、および合併に伴う懸念事項への適切な対応に、十分留意して策定するものとする。

【確認】

質疑
Q.計画の趣旨に書いてある均衡ある発展とあるが、これを重視していただきたい。
また、計画の構成に書いてある基本方針とは、計画の趣旨に書いてある基本構想・基本計画・実施計画のことですか。
A.基本構想・基本計画・実施計画は新しい市になってから作るもので、基本方針とはそこへ誘導していくもの。

Q.計画の構成の中にある公共施設の統合整備は、合併特例法では支所・出張所、小中学校の統廃合、公共施設の統合整備となっている。周辺部においては寂れるという懸念があるが、均衡ある発展を重視してほしい。基本方針の案にあるように、住民の意向を十分に踏まえること。この観点から、今回実施の住民意識調査を重視しており、調査票に書かれた不安や、要望を十分分析し、対応策を含め分かりやすくコンパクトにまとめ、公表し住民理解を求めるとともに、これをもとに計画づくりをしていただくことが、真の住民参加による、夢のある「21世紀のまちづくり」と考える。
A.提案の趣旨を十分尊重します。

Q.本計画に基づき新市に委ねるとあるが、この計画は新市で新たに作る計画に生かされるのですか。
A.基づきという言葉を基本に、尊重していただく。

Q.この新市建設計画策定小委員会と他の3つの小委員会での協議とはどういう関係になり、3小委員会での新市のあり方に係る意見を、建設計画にどう取り入れられるのか。
A.他の小委員会では、新市になる場合の事務についての一元化調整等を、専門的に議論いただくが、その中での新市への期待や理念についての意見については、事務局から理事者に相談の上、計画への反映を工夫したい。

次回の議題について

  • 「新しいまちの建設計画策定のための住民意識調査」結果中間報告
  • 新市建設の将来像・目標の協議
  • 6町の財政状況の現況及び財政計画の策定方針

次回の小委員会の日程等

平成14年6月20日(木曜日)午後1時30分~(会場:網野町)

(文責峰山町・大宮町・網野町・丹後町・弥栄町・久美浜町合併事務局)

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 政策企画課
〒627-8567
京都府京丹後市峰山町杉谷889番地(峰山庁舎)
電話番号:0772-69-0120 ファックス:0772-69-0901
お問い合わせフォーム

更新日:2018年03月27日