【募集テーマ】京丹後型スポーツイベント運営モデル共創プロジェクト
テーマ(課題)の名称
京丹後型スポーツイベント運営モデル共創プロジェクト
~ウルトラマラソンを起点に、多様な地域イベントの持続可能な運営体制を構築~
【テーマシート】京丹後型スポーツイベント運営モデル共創プロジェクト ~ウルトラマラソンを起点に、多様な地域イベントの持続可能な運営体制を構築~ (PDFファイル: 598.1KB)
実現したい未来
京丹後市では、「丹後100kmウルトラマラソン」をはじめ、「ドラゴンカヌー大会」「丹後大学駅伝」など、地域の風土を活かした大型スポーツイベントを年間を通して多数開催しています。これらのイベントは、地域住民・団体・行政が一体となって支えてきた「手づくりの地域資源」であり、交流人口の増加や地域経済の活性化、スポーツを通じたまちの誇り形成に寄与してきました。
最大規模である「丹後100kmウルトラマラソン」から、民間と連携した新たな運営モデルを構築し、得られた知見を他イベント(ドラゴンカヌー・丹後大学駅伝等)にも横展開することで、地域全体のスポーツ文化と運営基盤の持続可能性を高めていくことを目指します。


現状
担い手の高齢化や人口減少、地域内人材の偏在により、各イベントの人的リソース確保が年々困難となり、持続的な開催が危ぶまれる状況となっています。
丹後100kmウルトラマラソンは、全国から約3,000人のランナーが集う本市最大級のスポーツイベント。全体で数百人のボランティアと関係者が運営に従事していますが、運営に大きな労力・人数を要し、地元人材に依存しているが、その確保が年々難化しています。

解決したい課題
- 各イベントの運営に必要な人材(ボランティア等)の確保が困難
- 同一の団体や個人への役割集中・負担増加
- 属人的な運営体制により、ノウハウ継承や質の維持が難しい
- 多様なスポーツイベントの安定開催に向けた横断的な支援体制の必要性
想定する解決策
1 運営の省人化・効率化(テクノロジー活用)
- 自動給水機、モバイルエイド、看板誘導等で人手を最小限に
- ドローン・AIカメラ・通信アプリ等による運営支援の自動化・可視化
2 業務の仕組み化・アウトソーシング
- エイド、受付、設営撤収などを包括的に委託し、業務単位で事業化
- 民間事業者による民営エイドステーションの運営
- 地元スタッフ不要の外部人材派遣型モデル(学生・副業・都市部人材)
- 複数イベント(ウルトラマラソン・ドラゴンカヌー・駅伝等)を一括対応する年間業務契約スキーム、物流、管理、運営、集客、人材などを統合的に支援する地域イベント運営基盤の構築
3 収益化・継続可能な仕組み(自走型)
- ボランティア体験を組み込んだ着地型観光商品(有料ツアー)
- イベント期間中の飲食・物販・広告出稿・サービス提供による収益確保(例:エイド運営と連動した地元商品販売、企業プロモーションとの連携)

民間側の想定メリット
1. 複数イベントへの展開機会
- 京丹後市が主催するウルトラマラソンやカヌー大会などを通じ、複数イベントでの業務連携や横展開が見込めます。
2 自社ソリューションの実装とPR
- 省人化機器や運営支援ツールの導入を通じて、自社サービスを実装・発信する場として活用できます
3 収益化モデルの構築
- 物販・飲食・体験サービス、広告などと組み合わせることで、収益を伴う自走型ビジネスの構築が可能です。
4 企業価値・ブランドの向上
- 地域イベント参画を通じて、SDGsや社会貢献の実績が企業ブランドの強化につながります。
5 公共分野での実績と展開性
- 自治体との連携経験は信頼性を高め、他地域や他分野への展開にも活かせます。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
市長公室 政策企画課
〒627-8567
京都府京丹後市峰山町杉谷889番地(峰山庁舎)
電話番号:0772-69-0120 ファックス:0772-69-0901
お問い合わせフォーム
更新日:2025年08月01日