本市では、平成18年3月に「京丹後市男女共同参画計画 デュエットプラン21」を策定し、男女がともに輝き個性と能力を十分に発揮することができるまちをめざして取組みを進めてきました。策定から5年間が経過し、重点目標のひとつとして掲げていた「京丹後市男女共同参画条例」の制定と併せ、条例の基本理念を尊重しながら社会情勢の変化や進捗状況に応じた計画の見直しを行い、継続性を維持しつつ総合的かつ効果的に施策を推進していきます。

本計画は、「男女共同参画社会基本法」に定められた市町村男女共同参画計画として位置づけます。また、国の「第3次男女共同参画基本計画」、京都府における「京都府男女共同参画推進条例」及び「KYOのあけぼのプラン（第3次）」を踏まえ、本市の「京丹後市男女共同参画条例」に基づき、「第1次京丹後市総合計画」などの上位計画、関連計画との整合性を図りつつ、「京丹後市男女共同参画計画（後期）」として策定するものです。
策定にあたっては、総合的、計画的かつ効果的に施策を推進するため、基本施策とともに、具体的な指標を示した重点目標と市民の目標を掲げています。

計画の期間を平成18年度から平成27年度までの10年間としており、中間年度（平成22年度）を迎えて見直しを行いました。「京丹後市男女共同参画条例」の基本理念を尊重し、目標年度に向けて一層実効性の高い取組みを行なうため、継続性を維持し当初の「基本目標」21項目に沿った構成とし、「基本施策」「重点目標」「市民の目標」について加除・修正を行ったものです。制度変更や目標達成などにともない、40項目の「重点目標」のうち、14項目について目標数値を修正（うち2項目は文言も変更）、17項目について見直しや文言の変更を行いました。
策定にあたり、市内各種団体関係者や有識者で構成する男女共同参画審議会に諮問し、様々な立場からの意見をいただきました。また、市民の男女共同参画に関する意識や実態を把握するために住民意識調査を実施し、計画見直しの資料として活用しました。