DV・デートDV・性暴力の防止啓発
同意のない性的な行為は、性暴力であり、重大な人権侵害です
若年層の性暴力被害予防月間

京丹後市デートDV防止啓発講座
日々アップデートされているインターネット上の情報。その中には、犯罪が隠れていることも少なくありません。とくに10代・20代の若者を狙った犯罪も多く、自分では知らぬ間に、犯罪や暴力に巻き込まれているかもしれません。
そんな犯罪から中高生や学生を守るため、市民の皆さんにどんなことが起こっているかを知ってもらい、家庭・地域で予防していきたいと思います。
市では、市内すべての中学校で「デートDV防止啓発講座」を実施しています。「デートDV」とは、カップル間で起こる暴力のことです。大切な自分を守るために「デートDV」について学び、よりよい人間関係の築き方を一緒に考える講座を行っています。
講義やグループワークを通して「デートDV」や「性的同意」などの正しい知識を学ぶほか、恋人同士の関係だけでなく、日頃の友人関係などあらゆる人間関係に応用できるように、自分のパーソナルスペースを「フラフープ」で視える化し、人との距離を考える内容です。
<講座の風景>
ひとりで悩まず、勇気を出して相談してください
■性犯罪・性暴力とは
あなたのからだとこころは、あなた自身のものです。
いつ、どこで、だれと、どのような性的な関係を持つかは、あなたが決めることができます。
同意のない性的な行為は、性暴力であり、重大な人権侵害です。
性暴力は、年齢、性別にかかわらず起こります。
また、身近な人や夫婦・恋人の間でも起こります。
相手と対等な関係でなかったり、断れない状況であったり、はっきり嫌だと言えない状況で性的な行為があっても、それは本当の同意があったことにはなりません。
また、一つの行為に同意をしていても、他の行為にも同意したことにはなりません。
同意のない性的な行為は、犯罪となる場合もあります。
つらいこと、不安なことについて一人で抱え込まず、まずは性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターに話してみませんか。
※引用:内閣府男女共同参画局HPより
<性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター>
●#8891(はやくワンストップ):通話無料で、最寄の都道府県のワンストップセンターにつながります。
●京都SARA(サラ) 075-222-7711:京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター
「性的同意」とは
性的行為の前にお互いの同意の意思をより積極的に、確認することです。
「性的同意」がない性的行為は、相手を傷つけ、性犯罪や性暴力になる可能性があります。 相手が望んでいないことはしない、コミュニケーションをとる日を改めるといったことが必要です。
<性的同意で守られること>
●身体的な尊厳を守る
特にプライベートゾーン(口・胸・性器) への接触について、同意が必要
●セックスするかどうかは自分が決める
●相手と対等に避妊や性感染症について話し合うことができる
~関連動画<政府広報オンライン>~
相談窓口のご案内
- この記事に関するお問い合わせ先
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市民環境部 市民課
〒627-8567
京都府京丹後市峰山町杉谷889番地(峰山庁舎)
電話番号:0772-69-0210 ファックス:0772-62-6716
更新日:2025年03月31日