転倒予防

年齢を重ねると、筋力が低下し足腰が弱くなってきます。また、膝などの関節に痛みがあると、外出を避けて閉じこもりがちになります。活動量が減ることでさらに筋力が低下し、すり足歩行になったり、体のバランスが保てなくなるため、つまづきやすく、転倒もしやすくなります。要介護者のうち転倒による骨折や加齢による筋力低下が原因で介護状態になった方は、10.9%で約10人に1人もいます。

転倒予防のためには、日ごろから体を動かし、足腰や体を支えている筋肉を鍛えたり、筋肉や関節の柔軟性を高めたりすることが大切です。また、家の中や自宅周辺の段差をなくすなど、つまずきにくい環境を整えることも大切です。

(グラフ)要介護者の介護が必要となった主な原因

(厚生労働省 平成25年国民生活基礎調査)

  • 脳血管疾患(脳卒中) 21.7%
  • 認知症 21.4%
  • 衰弱 12.6%
  • 骨折・転倒 10.9%
  • 関節疾患 6.8%
  • 心疾患(心臓病) 3.4%
  • その他の原因 21.8%
  • 不詳 1.5%

「健やかチェック」で調べてみましょう!

体力低下が気になるかたは「健やかチェック」で介護が必要になる可能性がないかを調べてみましょう。「健やかチェック」の25項目の質問のうち、運動機能の低下を調べる項目は、No.6~No.10であり、5項目のうち3項目以上に該当した場合に要注意者となります。
要注意者となったかたは積極的に体を動かし、筋肉や関節の衰えを防止することが必要となります。

健やかチェック(中略)

No.6 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか
No.7 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか
No.8 15分位続けて歩いていますか
No.9 この1年間に転んだことがありますか
No.10 転倒に対する不安は大きいですか

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更新日:2018年03月27日