子宮頸がん予防ワクチン

HPVワクチンの定期接種について

・令和3年11月26日厚生労働省の通知により、子宮頸がん予防ワクチンの接種勧奨を再開することとなりました。これは,国の検討部会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、ワクチン接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたためです。

・また、令和3年12月28日の通知において、接種対象者等に対して接種について検討・判断するための適切かつ十分な情報が提供されること,接種を希望する者が滞りなく定期接種を完了できること、ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種後に体調の変化等の症状が生じた方(以下「接種後有症状者」という。)に対して必要な支援が円滑に提供されることが重要として、体制強化に取り組むこととしています。

・この度の国の通知を受け、市は令和4年3月から接種勧奨を再開し、対象となる方へ「子宮頸がん予防ワクチンに関するご案内」と「接種に必要な予診票」の送付をしています。今後、ワクチンの供給量等をみながら、案内を順次行っていく予定です。

※定期接種対象者で、接種をご希望の方は、予診票を郵送または窓口にて交付しています。接種を希望される方は、健康推進課にお電話ください。

・平成9年度から平成17年度生まれの女子が対象となる「キャッチアップ接種」については、専用ページをご確認ください。

HPVワクチン相談窓口

厚生労働省では、「感染症・予防接種相談窓口」を開設しています。

下記相談窓口では、HPVワクチンについての相談に応じています。

【感染症・予防接種相談窓口】 

  • 電話番号:03-5276-9337  
  • 受付時間:平日 9時~17時
     (ただし、土曜、日曜、祝日、年末年始は除く。)

この相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者によって運営されています。

行政に関する御意見・御質問は受け付けておりません。 

厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/

対象者と受け方

子宮頸がん予防ワクチンについて
対象者 小学6年生~高校1年生相当の女子
標準的接種年齢は、中学1年生
接種回数

3回接種

子宮頸がん予防ワクチンには「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類があります。2種類のワクチンから1種類を選択して接種を受けることになっています。

「サーバリックス」と「ガーダシル」の特徴
  サーバリックス ガーダシル
特徴 子宮頸がん原因として最も多くみられるHPV16型、18型の2つのタイプのウィルスの感染を予防します。(子宮頸がん発症の患者さんの約60%から、この2種類のウィルスが見つかっています。)既に感染しているHPVを排除したり発症している子宮頸がん等を治療することはできません。 子宮頸がんおよびその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマ等の発症に関しているHPV6,11,16,18型の感染を予防します。既に感染しているHPVを排除したり、発症している子宮頸がん等を治療することはできません。
標準的な接種スケジュール 初回接種後、1か月後に2回目、1回目の注射から6か月後に3回目 初回接種後、2か月後に2回目、1回目の注射から6か月後に3回目
標準的なスケジュールで接種できない場合のスケジュール

1回目から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種した後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて3回目を接種

1回目から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種した後、3か月以上の間隔をおいて3回目を接種

 

(注意事項)
ワクチンの種類により接種間隔が異なりますので、ご注意ください。
2価ワクチンと4価ワクチンは、混同して使用することはできません。

体調などにより、1回目と2回目の接種間隔が2カ月半、1回目から3回目の接種が12カ月を超える場合は、体調が良くなり次第早めに接種しましょう。

接種場所

個別接種委託医療機関一覧をご覧ください。

(接種費用は無料です)

必ず、事前に予約してください。

医療機関によっては、1つのワクチンだけの取り扱いになっていますので、ご相談ください。
京都府医師会に予防接種協力医療機関として登録している医療機関であれば、市外の医療機関でも接種できます。

持ち物

予診表、母子健康手帳

(注意事項)
保護者の同伴が原則です。
ただし、接種日に13歳以上であれば、予診票の同意書に接種に対する保護者の同意(自署)により、同伴は不要となります。同意書が必要な方は健康推進課までお問い合わせください。

予防接種を
受ける前に
説明書をよく読み「予防接種の効果と副反応」、「接種にあたっての注意事項」、「予防接種による健康被害救済制度」について理解した上で接種してください。
接種後の注意 予防接種後に、失神する可能性があります。注射後は、保護者が付き添うようにし、接種後30分は体重を預けられるような場所で座らせるなど、なるべく立ち上がらないようにしましょう。

ヒトパピローマウイルス感染症とは?

  • ヒトパピローマウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)は150種類以上あり、皮膚のいぼだけでなく子宮頸がん、尖圭(せいけい)コンジローマや肛門がんなども引き起こします。
  • 子宮頸がんは毎年約15,000人が発病しており、3,500人が死亡する重大な病気です。
  • 子宮頸がんを起こす16型、18型ウイルスなどは、主に性行為を通じて知らない間に約80%の人がかかっています。性行為の開始年齢が低くなり、患者数が急増しています。
  • 他のがんと異なり、20~30代の若い女性でも多くかかります。
  • 子宮頸がんの約30%は、ワクチンに含まれていない52型、33型などのウイルスが原因です。ワクチン接種と20歳からの子宮頸がん検診の組み合わせが重要です。

症状、経過 

  • ヒトパピローマウイルスにかかると、約10%の人は軽い前がん状態になりますが、多くは自然に治ります。
  • 最終的には15,000人が、がんになり毎年3,500人もの人が死亡しているのが現実です。
  • がんになっても自覚症状がなく、進行すると大手術になり、重い障害が残ります。

ワクチンの効果と副作用(副反応)は?

  • がん発生率の高い16型と18型のヒトパピローマウイルスに対して有効な2価ワクチン(サーバリックス)と、16型と18型および尖圭(せいけい)コンジローマや子供の反復性呼吸器乳頭腫症を引き起こす6型、11型のヒトパピローマウイルスに有効な4価ワクチン(ガーダシル)があります。どちらも不活化ワクチンです。
  • ワクチン接種により約70%の子宮頸がんを予防できるとされていますが、このワクチンで防げないタイプのウイルスもいます。必ず20歳から子宮頸がん検診を受け、早期発見に努めてください。

国の救済制度

平成25年4月1日以降の定期の予防接種による健康被害の救済

 定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じたりした場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。

健康被害救済制度

接種を受けた期間

救済制度

救済内容

平成23年2月から平成25年3月31日までに接種を受けた方

独立行政法人医薬品医療機器総合機構法(PMDA)

健康被害の程度に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、遺族年金、遺族一時金、埋葬料

全国市長会予防接種事故賠償補償保険

死亡保障保険金、障害保証保険金

平成25年4月1日以降に定期の予防接種を受けた方

予防接種法

健康被害の程度に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、遺族年金、遺族一時金、葬祭料

 

予防接種の受け方と時期は?

  • 性行為を開始する前の年齢で接種を始めましょう。標準的な接種年齢は中学1年生です。
  • サーバリックス、ガーダシルいずれのワクチンも3回接種をしてください。また、3回とも同じワクチンを受けてください。
  • サーバリックスは、初回接種から1カ月あけて2回目を、初回接種から6カ月あけて3回目を接種してください。
  • ガーダシルは初回接種から2カ月あけて2回目を、初回接種から6カ月あけて3回目を接種してください。
    グラミソ・スミスクライン株式会社(サーバリックス)
    MSD株式会社(ガーダシル)
  • 緊張しやすい人や立ちくらみを起こしやすい人は、事前に接種医に伝えて、横になって受けたり、接種後15~30分程度は院内にとどまったりしてください。
    *妊婦または妊娠している可能性のある女性の接種は妊娠終了まで延期する、また接種期間の途中で妊娠した際には、その後の接種は見合わせることとされています。
この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿福祉部 健康推進課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(福祉事務所)
電話番号:0772-69-0350 ファックス:0772-62-1156
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更新日:2022年03月31日