水痘

水痘(みずぼうそう)予防接種

水痘とは

水痘は、「水ぼうそう」とも呼ばれ、水痘-帯状疱疹ウイルスの初感染によって引き起こされる感染症です。感染力が強く、5歳までに約80%の子どもが罹るといわれています。発疹、発熱が主な症状で、一般に軽症で済みますが、中には重症化したり合併症を起こしたり死亡したりする場合もあるので注意が必要です。

妊娠中の女性が水痘に感染すると、赤ちゃんが「先天性水痘症候群(低出生体重、四肢低形成、皮膚瘢痕、脳炎、小頭症など)」という病気にかかるリスクがあります。また、妊婦の水痘は重症化しやすいともいわれているので注意が必要です。

水痘-帯状疱疹ウイルスは、水痘が治癒した後も、三叉神経節や脊髄後根神経節に長く潜伏感染し、加齢、免疫低下その他の原因によりウイルスが再活性化し、帯状疱疹を発症することがあります。

副反応

副反応の主なものは、軽微な発熱、発疹および局所の発赤、腫脹などです。通常は、数日で自然に治りますが、ごくまれに重い副反応を生じることもあります。

また、ワクチン接種後に帯状疱疹が生じることがありますが、発生率は予防接種をしないで罹患した場合に比べて同等ないしは低率とされています。

予防接種後に高熱や異常な反応が現れた場合は、速やかに接種した医療機関を受診してください。医師が副反応の診断をした場合は、厚生労働省に報告をします。

接種年齢等

対象年齢:生後12月から36月に至るまでの間にある者(1歳から3歳の誕生日の前日まで)

標準的な接種年齢

  • 初回接種:生後12月から生後15月に至るまでの期間
  • 追加接種:初回接種終了後6月から12月に至るまでの間隔をおく
  • 接種回数:2回接種(3か月以上の間隔をおく)
図解 水痘の標準的な予防接種年齢のイラスト

その他

  • 既に水痘に罹患したことがある場合は、対象外です。
  • 任意接種として既に水痘ワクチンの接種を受けたことがある場合は、既に接種した回数分の接種を受けたものとみなします(経過措置対象者も含む。)。
  • 2回目の接種時に3歳を過ぎる方は、2回目の接種分については任意接種(自己負担)となります。
この記事に関するお問い合わせ先

こども部 子育て支援課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(峰山総合福祉センター)
電話番号:0772-69-0370 ファックス:0772‐62‐1156
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更新日:2018年03月27日