接種前後の注意

予防接種を受けるとき、注意すること

接種間隔について

違う種類のワクチンを接種する場合は、十分な免疫効果をつけ、副反応を予防するためにも、接種間隔をあけましょう(注射生ワクチン接種後、別の注射生ワクチンを接種する場合のみ、27日間以上の間隔をが必要です)。
※ただし、同じ種類のワクチンを接種する場合は、それぞれ規定の接種間隔があります。

 

予防接種を受ける前に

予防接種は体調のよい時に受けるのが原則です。日頃から保護者の皆さんはお子さんの体質、体調など健康状態によく気を配ってください。そして何か気にかかることがあれば、あらかじめかかりつけの医師や子育て支援課にご相談ください。
安全に予防接種を受けられるよう、保護者の皆さんは、以下を注意の上、当日に予防接種を受けるかどうかご判断ください。

子どもの体の様子を観察しよう

当日は朝から子どもの状態をよく観察し、ふだんと変わったところのないことを確認してください。予防接種に連れていく予定をしていても、体調が悪いと思ったら、医師に相談の上、接種をするかどうか判断しましょう。

予防接種について理解しよう

受ける予定の予防接種について、通知やパンフレットをよく読んで、必要性や副反応についてよく理解しましょう。わからないことは会場で接種を受ける前に質問しましょう。
なお、予防接種の効果や副反応などについて理解した上で、接種に同意したときに限り、接種が行われます。
予防接種を受ける子どもの日頃の健康状態をよく知っている保護者の方が連れていきましょう。

母子健康手帳は必ずもって行きましょう

母子健康手帳には、予防接種を記録するページがあります。予防接種を受ける際には、必ず母子健康手帳を確認し、予防接種どうしの接種間隔にご注意ください。
接種年月日の欄には、その予防接種を受けた日をスタンプ等で記録します。もし、当日忘れた場合は、接種機関にすみやかに持参し、接種済のスタンプを押してもらいましょう。
※予防接種の記録は、小学校への就学時や、留学など海外渡航時に必要となる記録です。子どもの健康管理として、大切に保管しましょう。

予診票は必ず記入しましょう

予診票は子どもを診て接種する医師への大切な情報です。責任を持って記入するようにしましょう。
麻しんにかかった場合、治ってから4週間すれば予防接種は受けることができます。
風しん・おたふく風邪・水ぼうそうの場合、治ってから2~4週間すれば受けることができます。
突発性発疹・手足口病の場合、治ってから1~2週間すれば受けることができます。
あくまでも目安であり、接種当日の医師の判断により、接種を見送る場合がありますので、事前に保健師までご連絡ください。

次の方は注意してください

予防接種を受けることができない者

  1. 明らかに発熱をしている者
  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
  3. その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな者
  4. その他、医師が不適当な状態と判断した場合

アナフィラキシーとは、皮膚症状(かゆみ、じんましん、冷汗、蒼白など)、呼吸器症状(胸内苦悶、胸痛、喘息など)心臓血管系(脈拍微弱、頻脈、低血圧など)、神経系(不安、意識障害など)その他(吐き気、嘔吐、腹痛など)の症状が短時間内に現れる急性の全身アレルギー反応

予防接種を受ける判断を行うに際して注意を要する者

以下に該当すると思われる人は、主治医がいる場合には必ず前もって診ていただいて、予防接種を受けるかどうかをご判断いただき、受ける場合にはその医師のところで行うか、あるいは診断書または意見書をもらってから予防接種に行きましょう。

  1. 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療を受けている者
  2. 過去の予防接種で、2日以内に発熱のみられた者及び発疹、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた者
  3. 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある者
  4. 過去に免疫不全の診断がされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
  5. ワクチンにはその製造過程における培養に使う卵の成分、抗生物質、安定剤などが入っているものもありますので、これらにアレルギーがあるといわれたことのある者

予防接種を受けた後は…

  1. 予防接種を受けたあと30分間は、接種会場でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応はこの間に起こることがあります。
  2. 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
  3. 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、わざと接種部位をこすることはやめましょう。
  4. 接種当日は、はげしい運動はさけましょう。
この記事に関するお問い合わせ先

こども部 子育て支援課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(峰山総合福祉センター)
電話番号:0772-69-0370 ファックス:0772‐62‐1156
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更新日:2024年04月18日