認知症について

認知症を正しく理解して、正しい対応に心がけましょう

認知症は、誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。

認知症の人は、記憶障害や認知障害から、不安に陥り、その結果、まわりの人との関係が損なわれることもしばしば見られます。しかし、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことは可能です。

まずは、正しい知識をもち、認知症の人や家族を支える手立てを知っていれば「尊厳ある暮らし」をみんなで守ることができます。 

詳しくは、こちらをご覧ください。

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認知症の人への対応 

認知症の人への対応 ガイドライン

~全国キャラバン・メイト連絡協議会 認知症サポーター養成講座標準教材より抜粋~

認知症の人への対応には、認知症に伴う認知機能低下があることを正しく理解していることが必要です。そして偏見をもたず、認知症は自分たちの問題であるという認識をもち、認知症の人を支援するという姿勢が重要になります。

【基本姿勢】

認知症の人への対応の心得『3つのない』   

1 驚かせない   

2 急がせない   

3 自尊心を傷つけない

【具体的な対応の7つのポイント】

〇 まずは見守る

認知症と思われる人に気づいたら、本人やほかの人に気づかれないように、一定の距離を保ち、さりげなく様子を見守ります

〇 余裕を持って対応する

こちらが困惑や焦りを感じていると、相手にも伝わって動揺させてしまいます

自然な笑顔で応じましょう

〇 声をかける時は1人で

複数で取り囲むと恐怖心をあおりやすいので、できるだけ1人で声をかけましょう

〇 後ろから声をかけない

一定の距離で相手の視野に入ったところで、声をかけます

「何かお困りですか」「お手伝いしましょうか」「どうなさいました?」「こちらでゆっくりどうぞ」など

〇 やさしい口調で

小柄な方の場合は、体を低くして目線を同じ高さにして対応します

〇 おだやかに、はっきりした口調で

高齢者は耳が聞こえにくい人が多いので、ゆっくり、はっきりと話すように心がけます

早口、大声、甲高い声でまくしたてないこと、その土地の方言でコミュニケーションをとることも大切です

〇 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

認知症の人は急かされるのが苦手です 同時に複数の問いに答えることも苦手です 相手の反応を伺いながら、会話しましょう

たどたどしい言葉でも、相手の言葉をゆっくり聴き、何をしたいのかを相手の言葉を使って推測・確認していきます

この記事に関するお問い合わせ先

健康長寿福祉部 長寿福祉課
〒627-0012
京都府京丹後市峰山町杉谷691番地(福祉事務所)
電話番号:0772-69-0330 ファックス:0772-62-1156
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更新日:2022年01月31日