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京丹後市の人口推移と今後の推計

京丹後市の人口推移と今後の推計 

 本市の令和3年3月末時点の人口は53,303人(住民基本台帳)となっています。平成27年度に実施された最新の国勢調査によると人口は55,054人で、国立社会保障・人口問題研究所(以下、社人研といいます。)の人口推計によると、今後も減少傾向にあり、約20年後の2045年ころには、現在の人口の6割程度になり、全体に占める65歳以上の人口の割合(以下、高齢化率といいます。)が49.6%と2人に1人が65歳以上となる見込みです。
また、2035年頃には高齢者人口(65歳以上)と生産年齢人口(15~64歳)が逆転する推計となっており、防災、福祉、医療、子育てなど、経済活動のみならず市民生活に関わる多様な分野で地域社会を支える機能の低下が懸念されます。
 

行政区の現状

行政区の現状

 地域の現況を表す指標の一つに、65歳以上の高齢者人口の割合が50%を超えている行政区を「限界集落」、55歳以上の高齢者人口の割合が50%を超えている行政区を「準限界集落」とする考え方があります。

65歳以上の高齢者人口の割合が50%を超えている行政区の数は増加傾向にあり、10年前と比較すると約3倍に増えています。


令和3年3月末現在、本市では225の行政区が組織されていますが、このうち、65歳以上の高齢者人口の割合が50%を超えている行政区が38、さらに55歳以上人口の割合が50%を超えている行政区は139に上り、合計で177と全体の約76%を占めています。

人口減少や高齢化が地域活動に与える影響

人口減少や高齢化が地域活動に与える影響

 京丹後市では、これまで地域生活や地域活動の多くの部分について、行政区による運営や支え合いが基本となってきました。

しかし、人口減少や少子高齢化が進み、行政区の機能低下が懸念される中、これまで行っていた地域の活動ができなくなるなど問題が生じています。また、防災や福祉、買い物や移動、子育てなど地域課題が多様化し、住民の日常生活に深く関わる部分まで顕在化するなど、行政区単独では解決できない課題が増えています。

一方で、個人のライフスタイルや価値観が多様化する中、地域では若年層や女性が関わりやすく活躍できる仕組みが求められています。

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 地域コミュニティ推進課
〒627-8567
京都府京丹後市峰山町杉谷889番地(峰山庁舎)
電話番号:0772-69-1050 ファックス:0772-62-6716
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更新日:2021年07月14日