新たな地域コミュニティの推進
京丹後市の取り組み

京丹後市の自治の特徴として、以下2点が挙げられます。
1.旧6町ごとに自治の仕組みや成り立ちが異なり、それぞれに特色がある
2.他市町と比較しても各行政区の自治機能が整っている
この点を踏まえ、京丹後市では、区長会と連携しながら、各地域の個性を生かした地域コミュニティ組織の設立を目指します。地域コミュニティ組織が市や関係機関と共創しながら、地域の課題解決と未来への活力創造に取り組むことを通して、地域の個性が輝く持続可能な地方創生の実現に取り組んでいきます
目指す姿(広域連携・多様な人材の活躍)

将来に亘り元気で楽しく住みやすい地域を作っていくためには、まず行政区を越えた広域の範囲で連携し、課題を共有することが大切です。
その上で、若年層や女性など多様な方を巻き込みながら地域の活動人口を増やし、活動を多彩にしながら地域課題の解決に取り組んでいく必要があると考えています。
京丹後市ではその考え方を「新たな地域コミュニティ(新コミュ)」と称して、地域の課題解決に向けた取り組みを推進していきます。
期待する6つの機能

新たな地域コミュニティ組織にはその地域で必要な課題解決に向けてできる機能から備えていただくことを期待します。また、事業の推進にあたっては、行政の担当部局や社会福祉協議会など関係機関と連携を促進します。
地域コミュニティの枠組みの中で、地区公民館活動を地域活動等と一体的に行うことで、将来も公民館活動が継続・発展し、地域活性化を目指す
公民館活動は、昭和21年に始まり、80年近く経過しました。この間、公民館は地域の人々の最も身近な学習や交流の場として、ひとびとの生活や地域に活力と潤いを与えるとともに、地域課題を地域で考え解決に導く地域づくりの基盤として重要な役割を果たしてきました。これは将来も変わるものではないと考えています。
しかしながら、時代背景や社会構造、人々の意識など社会を取り巻く環境が大きく変化し、地域が抱える課題や公民館に求める住民のニーズも変化・多様化しており、それぞれの地域に合った組織や取り組みが求められています。
本市においても、人口減少等により公民館役員の担い手がなく、活動を一時休止せざるを得ない地区公民館が出てきている状況もあり、持続可能な公民館活動の在り方について見直しが必要です。
そのような中、本市の新たな地域コミュニティの検討は、自治活動等を従来の行政区の枠組みを超えて広域で連携して行うことで活動の継続や活性化につなげようとするものです。
この地域コミュニティの枠組みの中で、地区公民館活動を地域活動等と一体的に行うことで、より効果的・効率的に地域住民の学びや交流の機会の創出、地域課題の解決につながり、将来も公民館活動が継続・発展し、地域の活性化を目指すことができると考えています。
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市長公室 地域コミュニティ推進課
〒627-8567
京都府京丹後市峰山町杉谷889番地(峰山庁舎)
電話番号:0772-69-1050 ファックス:0772-62-6716
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更新日:2025年05月01日