11月28日 海のミルク!! 大きくて ぷりっぷりの "久美浜湾の真牡蠣(まがき)”

京都府選定文化的景観で育つ良質な真牡蠣(まがき)

 ―第5話 まだまだあるよ“京丹後市の冬の味覚” 久美浜湾の真牡蠣(まがき)  ―

 京都府の最西端に位置する久美浜湾。

 小天橋(しょうてんきょう)と呼ばれる砂嘴(さし)により、日本海の波荒が遮(さえぎ)られることで、年間を通じて比較的穏やかで、閉鎖性の強い内湾です。

 自然豊かな山々や優良農地などから豊富な栄養分を含んだ水が流れ込むため、プランクトンが多く、通常は、2年から3年かかる真牡蠣(まがき)が1年で大きく成長することから、久美浜湾では古くから真牡蠣(まがき)の養殖が行われてきました。

 牡蠣棚(かきだな)と背後の山々が重なり織りなす風景は、地域の代表的な文化的景観として、「京都府選定文化的景観」にも選定されている京丹後市の美しい漁村風景のひとつでもあります。

 また、丹波道主命(たにわのみちぬしのみこと)と川上摩須朗女(かわかみますのいらつめ)の孫娘が皇后になったことを喜び建立されたと伝えられる「熊野神社」のあるかぶと山」山頂から望む久美浜湾は、四季折々の顔を私たちに見せてくれる “絶景スポット” でもあります。

 そんな美しい景観のなかで、久美浜湾の真牡蠣(まがき)が育っています。

 

【総務省が「日本の絶景写真」としてフリー素材で公開している久美浜湾の朝焼け】

くみはまわん

 

【四季折々の久美浜湾の風景】 

くみはまわん

 

 この久美浜湾で養殖された真牡蠣(まがき)は、身がとにかく大きく、また “肉厚” で濃厚な味わい!! 食べてみると “まさにぷりっぷり” です!!

  海のミルクといわれるとおり、ビタミンやミネラルなどの栄養価もたっぷり!!

かき 

 近年、大雨による真水の流入などにより、その成育が遅れ気味だったのですが、久美浜湾の牡蠣棚(かきだな)に、5月から6月に吊るされた種牡蠣(たねがき)が、今年は順調に大きくなり、すでに出荷がはじまっています。

 皆さんも是非とも京丹後市へ牡蠣(かき)を食べに来てくださいね!

 真牡蠣(まがき)の購入などに関するお問い合わせは、「京都府漁業協同組合 湊支所」 電話(0772)83-0006まで

 

 また、京丹後市久美浜町蒲井にある風蘭の館かき小屋」も、11月14日からオープンしています。

かきごや

 「かき小屋」に関するお問い合わせは、「風蘭の館」 電話0772-83-1033まで

 

 

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産部 海業水産課
〒629-2501
京都府京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0460 ファックス:0772-64-5660
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更新日:2019年11月29日