”地元水産物を知る”~小学生お魚料理教室を開催~

地元でとれたトビウオを使ってハンバーグと団子汁を作りました!

 ―第37話 児童がさかな料理に挑戦~小学生お魚料理教室開催~  ―

 

 地元水産物の消費拡大と魚食普及を目的に食育月間の6月から7月にかけて、丹後町の丹後地域公民館を会場として、「小学生お魚料理教室」を開催しました!

【料理教室の様子】

 

 この教室は、市内の小学校5年生を対象に平成19年度から実施している取組で、今年度は、5校6クラス88人の児童に参加いただきました!

 

 教室では、6月から7月が旬となる「トビウオ」を使って、魚肉ハンバーグと、骨などで出汁をとった団子汁を作りました。

【調理に使用した「トビウオ」】

 

 魚のさばき方などの調理指導は、京都府漁業協同組合中浜婦人部の皆様にお世話になり、魚の調理は初めてという児童が多い中、手取り足取り丁寧に指導いただきました。

【講師による調理指導の様子】

 

 調理はまず包丁を使ってウロコを取るところからスタートし、お腹に切れ目を入れ、内臓を取り出した後、三枚おろしにするなど、慣れない魚の調理に悪戦苦闘しながらも、2匹、3匹とさばくにつれ、徐々に慣れてきて、手際よくさばけるようになっていました。

 

 教室の中では、市の栄養士による栄養講話も合わせて行い、魚の栄養や食事のバランスについてお話しました。

【栄養士による栄養講話の様子】

 

 完成した料理を口にした児童からは、「美味しい!」との声が聞こえ、特にトビウオで出汁を取ったお汁はおかわりを求めて行列ができるほど人気でした。お汁を飲んだ引率の先生からは「料亭の味だ。」との感想もありました。「家でもまた作ってみたい。」「魚をさばくのは難しかったけど、楽しかった」などの感想が聞かれました。

【完成したトビウオのハンバーグとつみれ汁】

 

 この取り組みは来年度以降も継続して実施していく予定ですので、より多くの児童に参加いただいて、地元の魚に触れ、その美味しさを知っていただきたいと思っています。

 

 以下は、この教室で作ったハンバーグと団子汁のレシピです。レシピ上はトビウオを使用していますが、アジやサワラなど他の魚でも作ることができますので、ご覧いただき、皆様もぜひご家庭で作ってみてください!!

【トビウオのハンバーグと団子汁のレシピ】

 

 

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更新日:2023年09月12日