11月6日 ズワイガニ漁解禁!
間人漁港・浅茂川漁港初競りで活気づく
―第39話 「冬の味覚の王様」ズワイガニ漁が解禁!~間人・浅茂川漁港で初競り~
11月6日(月曜日)、京都府が全国に誇るブランド水産物 「京のずわいがに」漁が解禁されました!
初日の漁を終え、間人漁港、浅茂川漁港に戻った底曳網漁船からは、今シーズン初となるズワイガニが続々と水揚げされ、形やサイズ等によって選別され、各市場に丁寧に並べられました。
【ズワイガニの選別の様子】
【間人市場に並ぶズワイガニ】
【網野市場に並ぶズワイガニ】
午後1時、競り人の笛を合図に競りが始まると、市場は活気に満ち、水揚げされたズワイガニは次々と競り落とされていきました。
【間人市場の初競りの様子(競り人)】
【間人市場の初競りの様子(指で合図をする仲買人)】
初日の漁獲量は、間人漁港で雄1,732匹(前年:3,414匹)、雌10,330匹(同:21,982匹)で、浅茂川漁港では雄580匹(同:454匹)、雌3,150匹(同:4,814匹)と、天候や海上の悪化により、例年より網入れ数が少なかったため、前年より少ない状況でした。
初日の雄ガニの最高値は間人漁港で5匹で50万円、浅茂川漁港では5匹で15万円の値がつきました。
初日の漁を終えた船長に話を聞くと、「他県で出漁を見合わせたところがある中、まずは漁に出ることができて良かった。天候の関係で、例年より早く港に帰ることとなったが、それでも、まずまずの量が獲れたと思う。天候次第だが今シーズンはより多く出漁できれば、、、」と期待を込められていました。
京丹後市内には、ズワイガニ漁を行う底曳網漁船が間人漁港に5隻と浅茂川漁港に1隻あり、間人漁港で水揚げされる雄のズワイガニは「間人ガニ」として地域団体商標に登録されています。また、浅茂川漁港で水揚げされる雄のズワイガニは地域では漁船の名前をとって「大善ガニ」と呼ぶ方もいます。
【市内底曳網漁船6隻(左:間人漁港、右:浅茂川漁港】
京丹後市は、他地域に比べズワイガニの漁場までの距離が近いことから日帰り操業が可能で、獲れたものはその日の内に漁港に持ち帰られ、競りにかけられることから、格段に鮮度の良い状態のズワイガニが流通します。その身はぷりぷりとしていて、食べると口中に広がる甘みが特徴です。
なお、ズワイガニ漁は、雄が11月6日から3月20日まで、雌は11月6日から12月31日まで行われます。
【画像提供:京丹後市観光公社】
【画像提供:京丹後市観光公社】
*お食事、お泊りなどに関するお問い合わせは、「京丹後市観光公社」 電話番号 0772-72-6070にお願いします。
冬の味覚ズワイガニをぜひ京丹後でご賞味ください。
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更新日:2023年11月08日