12月8日金曜日「特選 京鰆(きょうさわら)」出荷開始

”脂がたっぷり”のって、刺身はもちろん焼いても、あぶっても絶品

 ―第40話 12月8日(金曜日)「特選 京鰆(きょうさわら)」出荷はじまる―

 

 令和5年12月8日(金曜日)から、「特選 京鰆(きょうさわら)」の出荷が開始されました。

【「京鰆」※右上のシールが高鮮度、高品質の証(あかし)】

 

 サワラは、京都では大きさごとに名前が変わり、小さいものからヤナギ、サゴシ、サワラと呼ばれます。

 定置網漁業で獲れる主要な魚種の一つで、京都府内の漁獲量が平成18、19、20、24年に日本一となり、現在も日本有数の漁獲量を誇っています。

 魚へんに春「鰆」と書きますが、旬は秋から冬。この時期のサワラを「寒サワラ」と呼び、やわらかな身には脂がたっぷりのっていて、甘みが強く、淡白な味わいが魅力です。

 

漁師が選んだ本当に美味しい魚”PRIDE FISH”「京鰆」

 府内の主に定置網で漁獲されるサワラの中で、1.5kg以上のサワラは「京鰆」としてブランド化され、”PRIDE FISH”※に選定されています。

 定置網などで漁獲されたサワラにはすぐに氷がうたれ、その後も鮮度を保持するため専用の保冷水箱に入れ市場まで搬送されます。市場では、魚に傷や折れができないように慎重に鮮魚台に並べられ、競りにかけられた後、専用の出荷箱に入れ出荷されます。

 このように、漁獲してから出荷されるまで、丁寧な取扱いが徹底されているため、「京鰆」は鮮度も品質も抜群です。

 

※PRIDE FISHとは

 消費者に本当のおいしい水産物の価値を認識してもらう為、各都道府県別のJFグループが自信を持って勧める漁師自慢の魚を季節ごとに選定し、本当に美味しい魚や旬などを情報発信するプロジェクト。

 京都府では「京鰆」の他に、「丹後とり貝」や「丹後の海育成岩がき」など現在7種を選定しています。

 

きょうさわら

【慎重に鮮魚台に並んべられた京鰆】

 

きょうさわら

【専用の箱で出荷】

 

3kg以上の厳選された京鰆「特選 京鰆」

 「京鰆」の中でも、秋から冬にかけて脂がのって旨みが増した3.0kg以上のサワラを「特選 京鰆」としています。

 漁師が丁寧に漁獲したサワラは身も上質で、刺身にしても、焼いても、あぶっても絶品です。

 おすすめは、高鮮度の身を”刺身”で。サワラは身に水分が多い魚として知られていますが、そこに脂がのると、とろけるようなもっちりとした食感が味わえます。

 「特選 京鰆」に関するお問い合わせは、京都府漁業協同組合(指導課 0773-77-2202)まで。

 

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産部 海業水産課
〒629-2501
京都府京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0460 ファックス:0772-64-5660
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更新日:2023年12月08日