第51話 9月1日底曳網漁が解禁!!
市内2市場で初競りの声響く。沖ギス、ノドグロ、カレイなどが水揚げ
―第51話 9月1日(月曜日)底曳網漁解禁!間人・浅茂川漁港で初競りが行われました! ―
京丹後市内の底曳網漁船は、間人漁港に5隻、浅茂川漁港に1隻の計6隻。解禁日には全隻が出港し、各船は2〜3回の網入れで操業しました。
間人漁港に向かうと、午後2時開始の競りに向けて、市場は選別作業に励む漁師さんたちの活気あふれる声で包まれていました。
【競りに向けて作業を行う漁師さんたち】
市場には、沖ギス(ニギス)やノドグロ、カレイ、ヒラメ、アンコウなどがずらり。競り人の掛け声とともに初競りが始まると、仲買人により次々と競り落とされていきました。
【競り人(中央のオレンジ帽子)と仲買人(赤帽子)による初競りの様子】
最高値は、沖ギスが「5kg:4,800円」、ノドグロが「1kg:11,000円」となり、京都府漁業協同組合の職員さんによると「例年並み」とのことでした。
【市場に並んだ沖ギス】
【市場に並んだノドグロ】
【市場に並んだカレイやイカなど】
底曳網漁で獲れる魚で、特に漁獲量が多いのが「沖ギス」。
9~10月が最も脂が乗っていて美味しいと言われています。
【500リットル入りの容器に入った沖ギス(数千匹)】
沖ギスは同じ底曳網漁で獲られるズワイガニやノドグロなどの高級魚と比べ、買い求めやすい値段で販売されているため、地元では家庭料理の定番となっています!
その味はとても美味しく、料理方法も様々で、塩焼きや煮つけ、干物、つみれ汁などで食べることができます。
【沖ギスの塩焼き】
今回解禁となった底曳網漁の漁期は、9月1日から翌年の5月31日までの9か月間。6月1日から8月31日までの3か月間は禁漁期間となっています。今後、11月6日からは、ズワイガニ漁が解禁となります。
底曳網漁では、「沖ギス」や「ノドグロ」、「ズワイガニ」の他にも、「ハタハタ」やプライドフィッシュ(※1)にも選定されている「アカガレイ」などが獲られます!
※1「プライドフィッシュ」:JFグループが自信を持って勧める漁師自慢の魚。京都府内では、ハタハタやズワイガニを含む7種が選定されています。
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更新日:2025年09月16日