京丹後市役所「KES・環境マネジメントシステム」の推進について
市では、京丹後市まちづくり基本条例で規定する「美しいふるさとの自然環境を守り次代に継承するまちづくり」の実現に向け、第2期京丹後市環境基本計画で掲げる「自然(環境)・ひと(社会)・活動(経済)が共生する持続可能性の高い地域づくり」を市役所全体で進めていくことにしています。
このため、市役所が行う行政サービス、行政事務及び事業活動の全てに関わる環境負荷の改善に向けて、KES(ケーイーエス)・ステップ1規格に適合する市の環境マネジメントシステムを構築し、市長の環境宣言に基づく環境改善活動を令和元年12月1日にスタートさせ、市の環境マネジメントシステムが有効に機能しているかどうかについての外部審査を受け、令和2年3月31日付けでKES・ステップ1規格の適合が承認されました。
今後も引き続き環境改善活動に取り組むことで、1.市内における環境配慮事業所としての率先垂範、2.地球環境の急速かつ多様な変化への適応とそれに基づく住民福祉の向上、3.省エネ、省資源及びリサイクル推進による温室効果ガスや行政コストの削減」に努めていきます。
活動方針
1.市役所の行政サービス、行政事務及び事業活動に係わる環境影響を常に認識し、環境汚染の予防及び環境保護を推進するとともに、環境マネジメント活動の継続的改善を図ります。
2.市役所の行政サービス、行政事務及び事業活動に係わる環境関連の法的及びその他の要求事項を順守します。
3.市役所の行政サービス、行政事務及び事業活動に係わる環境影響のうち、以下の項目を環境管理重点テーマとして設定し、その改善活動に取り組みます。
(1)省エネルギー(電気使用量の削減)
(2)省エネルギー(公用車の走行用燃料使用量の削減)
(3)廃棄物減量(廃棄物発生量の削減)
(4)環境美化(庁舎周辺の環境美化、職員の環境意識向上)
(5)住民福祉の向上(環境との共生に向けた行政サービスの提供)
市長「環境宣言」
京丹後市長「環境宣言」 (PDFファイル: 214.9KB)
KES(ケーイーエス)登録証
環境マネジメントシステムとは
組織が、その運営の中で自主的に環境保全に関する取組を進めるにあたり、環境に関する方針や目標を自ら設定し、これらの達成に向けて取り組んでいくことを「環境管理」または「環境マネジメント」といい、このための組織内での体制・手続き等の仕組みを「環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management Systemの略)」といいます。
今回、市が認証を取得した「京都環境マネジメントシステムスタンダード(KES:Kyoto Environmental management system Standardの略」は、「京都議定書」発祥の地である「京都」から全国に発信されたEMSの規格で、中小企業をはじめあらゆる組織を対象とした、「シンプル・低コスト・取り組みやすい」内容となっています。
2020年3月末現在、京丹後市内で25事業所がKES規格の認証を取得しています。
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市民環境部 生活環境課
〒627-8567
京都府京丹後市峰山町杉谷889番地(峰山庁舎)
電話番号:0772-69-0240 ファックス:0772-62-6716
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更新日:2020年06月02日