【企業研修】株式会社ゆうホールディングス(ゆう薬局)
研修プログラムの概要
京都府と滋賀県において100店舗以上展開するゆう薬局(株式会社ゆうホールディングス)が、令和5年10月13日(金曜)から14日(土曜)の2日間にわたり、京丹後市ならびに舞鶴市、福知山市で合宿型企業研修を実施しました。また各プログラム運営について、丹後リビングラボがサポートに入りました。
本研修は、入社1年目の社員14名を対象にした人材育成プログラム。
京丹後・舞鶴・福知山の各地域ごと3チームに分かれて地域医療関係先等を訪問し、各担当者から事業や業務について説明を受け、それに基づいた対話やディスカッションを通し、厚生労働省が提唱する社会モデル「地域共生社会」の実現における薬局の立ち位置や自身の関わり方について各自考察するといった内容です。
京丹後チーム(5名参加)のプログラムは以下の通り
研修後のリフレクション
最終日では、参加者より研修を通しての学びや今後の仕事への取り組み方について発表がありました。(以下一部紹介)
- 患者さんが抱える課題に対して、自分一人で受け止めるのでなく関係者が一丸となって向き合い、解決の知恵を出し合うことが大切だと感じた。そのためには日ごろから患者さんとのコミュニケーションを積極的にとるとともに、何気ないしぐさや行動を観察し、ケアプランのこまめなアップデートと共有を図ることがまずは取り組めることだと思った。
- 薬剤師の仕事は薬を準備して渡したら終わり、ではなく患者さんがきちんと正しく飲む終わるまでフォローすることだと気づかされた。
- 担当外のことも主体的に一歩踏み込む勇気が重要。これが周りからの信頼を得ることになり、地域へ入り込むきっかけになると考えた。
本研修を踏まえ、担当の船戸取締役からは
『「地域共生社会」を中身のあるものにしていくには、誰もが支える・支えられる立場で、地域での役割を持ち「自分事化」することが重要。
その一歩として各自ができることは、地域での日常の暮らしを大切にすること。まちの中に自然とある営みや文化の中に医療の話題が溶け込んでいて「あぁ、これからそういったことも考えなきゃいけないよなあ」と目が向くようになり、行動へつながっていきます。
今回の研修で各自が学んだことや感じたことを持ち帰り、業務へ活かしていってもらえることを期待します。』
という総括がされました。

ケアマネジャーとの対話

言語聴覚士や高校生との交流

紙芝居を用いた説明

振り返りを発表

研修を終えての集合写真
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更新日:2023年11月15日