介護予防とは

長寿

介護予防とは「要介護状態の発生をできる限り防ぐ(遅らせる)こと、そして要介護状態にあってもその悪化をできる限り防ぐこと」と定義されています。
介護予防とは、単に高齢者の運動機能や栄養状態といった個々の要素の改善だけをめざすものではなく、むしろ、これら心身機能の改善や環境調整などを通じて、個々の高齢者の生活行為(活動レベル)や参加(役割レベル)の向上をもたらし、それによって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取り組みを支援して、生活の質(QOL)の向上をめざすものです。

なぜ、介護予防が必要なのでしょうか?

だれもが年齢を重ねると、足腰が弱くなり、視力・聴力などの感覚器の機能が低下するなど、日常生活を送るための機能(生活機能)に衰えを感じるかたが増えてきます。特に膝などの関節に痛みがあると、足が上がりにくくなり、つまずきや転倒が増えてきます。そうなると外出を避けて閉じこもりがちになり、やがて心身ともに要介護状態を招くことにもつながります。
何歳になっても、自分らしく生き生きと暮らしていくために大切なことは、元気なうちから、自分でできることを増やし、活動的な日常生活を送ることが重要になります。
いつまでも、自分らしく、生き生きと暮らせるよう、日常生活のなかで介護予防を取り入れ、健康づくりを実践していきましょう。

介護予防のための取組の主なもの

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更新日:2018年03月27日