知るプログラム

「知るプログラム」チラシ

「知るプログラム」

市内在住のプロのアーティストよる5回連続の創作ワークショップを実施します。

ワークショップでは、この地域の文化的資源を題材に、アーティストの創作や表現を体験できます。

鑑賞体験だけでは得られない、現代アーティストの表現方法を学んだり、一歩踏み込んだ創作体験をしてみたい方は、ぜひお申込みください。(参加費無料、事前申込制)

 

▶応募フォームはこちら

「知るプログラム」参加者募集チラシ(PDFファイル:570.8KB)

ワークショップ1 ▶ みなみなさないをする

郷土資料館での鑑賞体験をもとに、この町の新たな郷土資料を想像するワークショップです。

芸術に触れることで得られるものの一つに、「自分なりの視点が育まれ、想像力(創造力)が養われる」という点があると私は思います。

美術の授業って、実生活では役に立にくいと感じていませんか?

でもこういった『見えないものを見る力』はむしろ、これからの社会を生きていく上でとても重要なもののように思えるのです。そしてそれは学校では教えてくれません。

この一連のワークショップが、自分なりの視点を持つ、きっかけの一つになればと思っています。

 

講師▶ 金井 悠(かない ゆう)

対象▶ 創作や表現に関心のある10歳以上、10名程度

※対象年齢を変更しました。

会場▶ いさなご工房(京丹後市峰山町五箇44-1)

    京丹後市立郷土資料館(京丹後市網野町郷55)

1

10月29日(日曜日)13:00~16:00

アーティスト自己紹介

屋外での陶板ワークショップ    

いさなご工房  

2 11月19日(日曜日)13:00~16:00

鑑賞ワークショップ(1)

~お気に入り資料を見つけよう~

郷土資料館

3 12月17日(日曜日)10:00~11:30

鑑賞ワークショップ(2)

~郷土資料に新しい名前をつけてみよう~

郷土資料館

4 12月17日(日曜日)13:30~16:30

陶芸ワークショップ

~新しい郷土資料をつくる~

いさなご工房

5 1月20日(土曜日)13:00~16:00

郷土資料館での鑑賞会とふりかえり

郷土資料館

※9月24日は主催の都合により中止となりました。本ワークショップ初回は10月29日となります。それにより、3回目と4回目の実施時間が変更となりました。

 

ワークショップ2 ▶ たんごのだんす、どうなっとるだぁ

10代のころにダンスに熱中した私は、30数年経った今も踊り続け、その頃には想像もつかなかったような表現を探っています。即興のパフォーマンスだったり、ダンスを絵画や映像作品へと転換し、自然の営み、動かない石やガラスにもダンスを見出すのです。

移住して10年以上になりますが、この町で触れる機会のない表現はまだまだありそうです。ここ京丹後には伝統舞踊のほか、ヒップホップやモダンバレエなど、様々なサークルとそこで踊るたくさんの子どもたちがいます。多くの人がダンスを楽しみ、活動を続けてほしいです。 

このワークショップでは、多様なダンス表現を知り、舞台制作の裏側に触れることで「ダンスとは何か?」「どうやったらよい公演がつくれるのか」を実践を通して体験します。

そしてこの先、丹後文化会館を会場にした、丹後にしかない新しいダンスフェスティバルの開催を目指します。

 

講師▶ 宮北 裕美(みやきた ひろみ)

対象▶ ダンス表現に関心がある、舞台作品の企画制作に関わってみたい方、10名程度

会場▶ 峰山地域公民館、京都府丹後文化会館(京丹後市峰山町杉谷1030)

1 10月15日(日曜日)13:30~16:30

アーティスト自己紹介

峰山地域公民館

2 10月~11月

ダンス表現のリサーチ(1)

~丹後エリアのダンス表現に会いにいく~

京丹後市内

3 11月25日(土曜日)9:30~12:30

ダンス表現のリサーチ(2)

~国内外の事例紹介~

峰山地域公民館

4 1月8日(月・祝)時間未定

劇場探検ツアー

京都府丹後文化会館

5 1月28日(日曜日)13:30~16:30

舞台作品の制作を体験する

京都府丹後文化会館

※2回目の「ダンス表現のリサーチ(1)」は参加者の予定等を考慮して決定します。

 

ワークショップ3 ▶ 京都ルネサンス

全5回のワークショップで、小牧源太郎の作品鑑賞、学芸員によるレクチャー、歴史資料館での資料制作、それらをもとにしたフレスコ画の制作体験を行います。

京丹後市出身で、寺社仏閣の祈りの中に、人間や社会の真相に潜む非合理世界を見ていた小牧は、戦後の京都で傾倒前近代的な神々を描くことに力を入れました。

ワークショップの序盤は、小牧のモチーフや構成、形式に対しての思いを学びます。次に古代の里資料館で古代丹後の歴史からモチーフを見つけ、小牧の絵画制作に重ねた画面構成を行い、最後にフレスコ画の制作体験を行うことによって、丹後半島の古典から小牧源太郎の絵画制作までを一連のワークショップとして繋ぎます。

ワークショップで制作したフレスコ画は、成果発表として展覧会を予定しています。

 

講師▶ 川田 知志(かわた さとし)

対象▶ 絵画制作や、絵画鑑賞に関心のある方、10名程度

会場▶ 大宮ふれあい工房(京丹後市大宮町三坂105-3)

    京丹後市立丹後古代の里資料館(京丹後市丹後町宮108)

1 10月22日(日曜日)10:00*~11:30

アーティスト自己紹介

大宮ふれあい工房

2 10月22日(日曜日)12:30~16:00

小牧源太郎展の鑑賞

学芸員による作品レクチャー

大宮ふれあい工房

3 12月2日(土曜日)13:00~16:00*

シュルレアリスムの手法を用いたモチーフのスケッチ

丹後古代の里資料館

4 1月14日(日曜日)13:30~16:30

フレスコ画ワークショップ(1)

大宮ふれあい工房

5 2月3日(土曜日)*13:30~16:30

フレスコ画ワークショップ(2)

大宮ふれあい工房

※1回目と2回目は同日に行います。昼食をご持参ください。

*募集チラシの表記に誤りがございました。本ページ記載内容が正しい日時です。訂正してお詫びいたします。

 

申込方法

参加を希望される方は、下記、応募者情報をご記入の上、応募期間内に応募フォームまたはお電話、ファックスにてお申込みください。

参加者は、結果通知日までに生涯学習課からメールもしくはお電話にてご連絡いたします。(応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。)

各ワークショップ連続講座のため、5回受講可能な方を優先させていただきます。

  応募期間 結果通知
ワークショップ1 令和5年8月25日(金曜日)~10月20日(金曜日)午後5時まで 10月25日(水曜日)以降、随時
ワークショップ2 令和5年8月25日(金曜日)~10月2日(月曜日)午後5時まで 10月4日(水曜日)
ワークショップ3 令和5年8月25日(金曜日)~10月2日(月曜日)午後5時まで 10月4日(水曜日)

※ワークショップ1の応募期間を延長しました。

 

応募者情報

(1)希望のワークショップ

(2)お名前(ふりがな)

(3)ご住所

(4)電話番号

(5)年齢

(6)性別

(7)メールアドレス

(8)そのほか ※受講できない日がある場合はその日時、身体に障害のある方や、母語が異なる方など受講時にケアが必要な場合はご記入ください。

 

■応募フォームはこちらから

■電話(平日8:30~17:15) 0772-69-0630

■ファックス 0772-68-9061

 

講師

金井 悠 KANAI Yu

kanaiyu

1984年兵庫県生まれ

2009年京都精華大学修士課程陶芸専攻修了

2008~2013年まで、身体を激しく接触させるパフォーマンスやインスタレーションを軸に、国内外の美術館・劇場等で発表する「contact Gonzo」のメンバーとして活動。

2014年から自身の活動を開始。

2022年に京丹後市網野町に移住し、現在は、「出土した玩具」をテーマに制作している。

https://www.instagram.com/yylloopp/

 

宮北 裕美 MIYAKITA Hiromi

miyakitahiromi

アメリカ イリノイ大学芸術学部ダンス科卒業。

舞台芸術の出演や振付を経て”立つ、歩く、座る”と言ったシンプルな動作、身の回りのモノや現象にダンスを見出し、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探る。

2012年、京丹後市に拠点を移し、浜で採集した自然の石を打つダンス「Nutu(ヌトゥ)」を創始、国内外で上演。近年は美術館、鉄道、公園、日本庭園などでパフォーマンスを手がけるほか、ダンサーとして活動してきた固有の時間感覚や空間感覚を美術表現へと持ち込み、3331 アーツ千代田(2019/東京)、Kunsthaus Dresden(2021/ドイツ)、鳥取県立博物館(2023/鳥取)などで発表している。

https://miyakitahiromi.com

 

川田 知志 KAWATA Satoshi

kawatasatoshi

撮影:来田猛

2013年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画を修了。

大学でフレスコ画を学んだのち、銭湯や市役所などの様々な公共空間で作品制作、発表する。都市近郊の均質化した景色をモチーフにしながら現代社会を記憶する壁画を目指し、活動している。

近年の主な個展に、「彼方からの手紙」(ARTCOURTGALLERY/大阪)、企画展に京都市立芸術大学資料館収蔵品活用展「うつしのまなざし」 (ギャラリー@KCUA/京都)、「ホモ・ファーベルの断片―人とものづくりの未来―」(愛知県陶磁美術館/愛知)など

現在、京丹後市を拠点に活動。

https://kawatasatoshi.tumblr.com

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 生涯学習課
〒629-2501
京丹後市大宮町口大野226番地(大宮庁舎)
電話番号:0772-69-0630 ファックス:0772-68-9061
お問い合わせフォーム

更新日:2023年08月25日